岩野敬一郎のまゆげブログ

仕事のこと 生活のこと いろんなこと

働き方改革

新入社員研修の季節になりましたね。

 今年は今まで通りの宿泊型の研修に加え、早めの

 スキル研修や先輩との合同研修など、クライアント

 からオーダーされるバリエーションが増えています。

 その新入社員にこのタイミングで伝えたいことが

 

   ”働き方=仕事に向き合う姿勢”

 

 仕事って、辛いものでも、自分を押し殺してやるもの

 ではなく、自分の力を存分に発揮すべきもの。

 でも、新人は仕事に対する自分の力や特性がわかって

 いないから、与えられた仕事にとにかく一生懸命取り

 組みなさい。与えられた仕事から逃げてはダメですよ。

 と、伝えています。

 

 さて、その上で「働き方改革」を考えてみます。

 今、残業に対する風当たりが厳しくなり、月80時間を

 超える事業所も監視対象になりました。

 この流れは大変良いことだと思っています。月80時間

 は、毎日4時間残業。つまり12時間勤務ですね。

 この働き方は毎日は続かないでしょう。研修で集中

 してワークを行っても、4,5時間が限界。時には12時間

 くらい のワークもありますが、それはもうヘトヘト。

 

 つまり、毎日12時間勤務を続けることができている

 としたら、どこかで手を抜くしかないということ。

 (手を抜けない人は過労死してしまいます)

 なので、残業規制は大いに賛成なのですが、考えて

 欲しいのは、残業しなくなった時間を何に使うか。

 ということ。

 リラックスの時間なのか、趣味の時間なのか、それは

 もう人それぞれなのですが、そこをきちんと考えない

 といけない。

 

 できれば新しいことを学び、仕事の幅を広げる

 ことにも時間を使って欲しい。それが、今の仕事を楽しく

 やり続けることができる秘訣ですからね。

 

 と、ここまでは一般論。

 

 本当に仕事を極めたい人=本気で仕事を楽しみたい人

 は、会社での残業はルール通りで切り上げても、自分

 その後の時間を仕事のレベルを上げるために使います。

  (持ち帰りのサービス残業ではなく)

 そのような方の居心地が悪いことにならないように、

 していかなければと思います。

 勤務時間の仕事は”試合”と”全体練習”。その練習につい

 ていけるような自主練や体づくりは、勤務外。

 だからこそ、無意味な拘束による残業はなくした方が

 いいと思うのです。