岩野敬一郎のまゆげブログ

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当事者意識の当事者って

仕事をしていく上で当事者意識を持つことはすごく大事なこと。職位で上の人からみると、ポジションも低く、経験も少ない人をみると「当事者意識が足りない!」と感じてしまうことが多いようですね。役員、部長クラスが言っているのを時々耳にします。

 

でも、言われた方は、結構しっかりと当事者意識を持っていると思っている人が多い。自分がやっている仕事にきちんと責任感を持って仕事をしている。しかし、上の人からすると物足りない。

 

このギャップはなんなのでしょう?

 

当事者意識と言っている、当事者のレベルの違いなんだと思うのです。課長がメンバーを見て、「当事者意識が足りない!」と思っている時、課長の頭の中にある基準は、”自分だったらどうするか”ということ。でもメンバーはメンバーレベルでしか考えることができない。そこにギャップが生まれてしまう。

 

だから、そういう時にははっきりと自分が課長だったら、あるいは部長だったら、あるいは社長だったらどうするかを考えさせた方がいい。そのクセが習慣になると、考えるレベル、行動するレベル、意思決定するレベルがどんどん引き上がっていく。

上になればなるほど影響の範囲が広がって、社内のことだけでなく、自然に顧客やその他の関係も考えることができるようになっていく。そう思うのです。

 

当事者意識は大事。だからそのレベルまで意識させた方がいいのです。