仕事を楽しめるかどうかは誰が決めるのだろうか
「楽しい仕事なんてないよ」
ということを研修の中(特に新人研修)で話しています。そんな話をするとみんな顔色が曇るのですが、仕事に楽しいもつらいもない、それを決めるのは自分自身。仕事に楽しく取り組むことができるかどうかが大切。ということを早くわかって欲しいんです。
同じ仕事でも楽しくやっている人と苦行のようにやっている人がいたりしますからね。ただ、いろいろな会社を回っていて気付くのが、ひとりの力より組織(集団の力)が大きいということ。
空気、雰囲気と言ったらいいのか、楽しんで仕事をすることをなんとなく否定するような感じを醸し出している組織があります。個人が頑張っても楽しく仕事をすることが難しくなってしまい、つまらなーーーい雰囲気に負けてしまう。・・・楽しさを吸い込んでしまうブラックホールのような組織があります。
どうも、
ネガティブ(マイナス)の力>ポジティブ(プラス)の力
なんですね。
本人がいくら頑張っても、その組織が持っているネガティブな力に負けてしまう。
そんな場合の解決策は2つ。
1.マイナスのオーラを持っている人を探し出して排除する(その組織にはこんな人が必
ずいます。でも個人を変えることは難しい)
2.組織全体で、楽しく仕事をするための取り組みを行う(これならマイナスのオーラを
持っている人も変わる可能性がある)
組織って面白いもので、何か刺激を与えると、パッと変わったりするものなんです。そんなわけで、ひとり一人が仕事に楽しく取り組むことができる組織、もっと増やしていきたいですね。