岩野敬一郎のまゆげブログ

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人の能力って素晴らしい

先日、最新のクルマでドライブする機会がありました。今は普通についているようなのですが、前に障害物があると自動的にブレーキがかかるやつ。本当に止まるのか?と多少疑っていたのですが、その車には自動追尾装置みたいなシステムもついていて、高速道路で前の車に照準を当てると(ロックオン!)自動的についていくんですよ。

前の車がスピードを落とすと、こちらも一定の車間距離を保ちながらスピードが落ちるし、加速するとこちらも加速(時速何キロまでなら追尾するかも設定)するし、センターラインを感知して、勝手に曲がっていく。いやあ、便利。特に渋滞の時は本当にラク。

この先、数年したらもう完全に自動運転者が当たり前になるんだろうな。

 

そういえば、電車なんてとっくに無人化できるだろうに、どうして進まないのか?ゆりかもめは最初から自動運転なのに。と思って調べてみると、すぐには難しいらしい。専用軌道だったり、スピードが遅かったり、運転間隔が長かったりといくつかの条件を満たさないと自動化できないようなのです。(あと10年、20年したらわかりませんけどね)

過密ダイヤで、スピード出して、どんな障害があるかわからない条件のもとでは人間に勝るものはないということ。

 

で、自動運転の車に驚いていたことを思い返すと、そんなこと人間はとっくに行っていたんだ、自然にできるんだということに改めて気付かされました。居眠りしたり、酒を飲んでいたりしなかれば、ほとんどの人がその時の状況を瞬時に察知して、適切なアクションを起こすことができる。凄いね。

 

ほんとに人の能力、感覚って素晴らしい。でも、多分その能力の僅かしか使えていないのではないかな。クルマの運転とか自動化できるものはどんどん自動化して行けば、人間にしかできない別の能力が開花するんじゃないでしょうか。

なんだか、ますます楽しみになってきましたよ。