岩野敬一郎のまゆげブログ

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テレビがつまらない理由

昨年、ちょっとしたことから約半年テレビのない生活を送っていました。で、何か困っ

たことがあったのか・・・。特に何もありませんでした。しいて言えば、”デング熱”が

流行った時に、文字からしか情報がないので勝手に”テング(天狗)熱”だと思い込んで

しまったことくらいでしょうか。

 

ただ、災害の情報などテレビがないと困ることもあるかもしれないと思って、結局テレ

ビを買ったのですが、あまり見ていません。だってつまらないから。

(昨日のサッカー日本代表のシリア戦は見ました。スポーツはテレビにとって相性のいいコンテンツですね)

 

で、なぜこんなにテレビはつまらなくなったのか。結局人材がいないというところに行

きついてしまいます。テレビ局に優秀な人が集まらなくなってしまった。だから面白く

ない。昔は優秀な人材がたくさん集まったんですよ。テレビ局には。

(ここで言う優秀な人とは、単に頭がいいだけでなく、超負けず嫌いの新しモノ好きな

人たち)だからみんなで競い合って、負けたくないから、人マネしたくないから、もっ

と面白いモノ、もっと考え抜いたモノが創れていた。でも、今はそこそこ優秀な人たち

が集まって無難なモノしか作らなくなってきた・・・。

(このそこそこ優秀な人たちが一番問題ありだと個人的には思っていますが)

 

研修からも感じます。その会社(業界)の採用力が落ちてしまうと、採用する人材の質

が落ちる。人材の質の基準は、探究心とか負けず嫌いとか人目を気にせずとことん打ち

込むとか・・・なのですが、そんな人が集まらなくなって、時間をかけてその会社(業

界)は衰退していく。

でも、そんな人材がいなくなった訳ではない。もっと面白い可能性を秘めたところに集

まっているのです。テレビ局にはもう集まらないんだろうなあ。(広告代理店にも)