”ヒト”という生き物と”リーダー”という役割
”ヒト”という生き物は不思議ですね。
マズローの5段階欲求は全く共感できない。というかこの説は間違い。生存のために存在しない生き方が”ヒト”なのです。
では、何のために生きるのか。それは、誰かを好きになったら全世界を敵に回してもいい、その人を守りたい、その人と一緒にいたい。と本気で思えるのが”ヒト”なのではないかと。
好きな人のためには、自分の命でさえ、惜しげも無く差し出せる。それが”ヒト”たる所以ではないでしょうか。
だからベッキーのことは誰も責めることはできないと思うのです。頭ではわかっている。けれどもどうしようもない気持ちになってしまう。それが”ヒト”
もしかしたらベッキーは、初めて誰かを本当にその好きになったのではないかな。
そして、リーダーという役割。
SMAPのリーダーとしての中居君の苦悩。伝わってきます。自分のことはこれっぽっちも考えずに行動してきたはずなのに、「えっ?何これ?」
たぶん、今リーダーという役割についている人、これまでリーダーという役割を経験したことがある人は、この感覚を味わったことがあるはずです。「えっ?何これ?」
これからが、リーダーという役割ではなく、”ヒト”として成長することができるのです。”ヒト”として成長するための過程が、リーダーという役割だから。
リーダーという役割を経験しないと、”ヒト”として、未熟なママなのですからね。