岩野敬一郎のまゆげブログ

仕事のこと 生活のこと いろんなこと

働き方の改善

残業に対する各社の取り組み、最近は本当にしっかりしていますね。昔は残業の意識

なく、深夜までの研修なども結構やっていましたが、今はとても難しくなっています。

 

管理職研修をやっていても、部下の労働時間管理は多くの人の悩みどころであること

がわかります。”いかに月間の残業時間を規定内に収めるか”に頭を悩ませている人が

たくさんいます。この方向性は悪い事ではあありません。ただし、前提条件がしっか

りしていれば。

 

残業規制について、こう考えたいのです。働くということは、自分の時間を切り売り

する役務の提供(イヤイヤやらされること)ではなく、積極的やりたいこと(楽しい

こと、ワクワクすること)。だから、油断するともっともっとやりたい、考えたい、

つい没頭してしまう。その状態が続くと体を壊してしまったり、アイディアが枯渇し

てしまうから、しっかり休みない。体と心をリフレッシュしなさいよ!と、残業規制

があると思うのです。

仕事(勤務時間)は本番。だからダラダラせずに集中して取り組む。そして、自己研

鑽の時間をしっかり取る。

 

残業しない=仕事が終わったら、仕事のことは考えない

 

ではなく、

 

残業しない=仕事が終わったら、これからの自分のために自己を高める時間にする

 

ということ。

 

仕事に対する考え方、向き合い方がプラスかマイナスかで、生き方に大きな差が出て

くると思うのです。残業を減らして、これからの自分のための時間を使うことができ

る人は仕事の質も上がりますからね。

 

ワークライフバランスは、会社での勤務時間以外でも、仕事の質を高めることに自分

の時間を進んで使えるかが試される生き方なのです。